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2015/03/24 (Tue) GROUND Y YOHJI YAMAMOTO  貧すれば鈍す


三十代最後の三月に永い間名前だけは知ってはいたけれどもなかなか手を出せずにいたものを購入いたしました。



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ぼくにとっては渋い大人が着るものと思い続けていました。二十代の頃はお店の前を通っても、店構え、店員の方々に圧倒され敷居が高かった。そして着ても似合わないだろうと思っていたのです。そんなことを感じつつ幾十年の月日が流れ、ヒッピーテイストになり、まったく服に構わない時期を経て、そしてトラッドに傾倒し、ここにたどり着きました。

モノトーンでシックな装いをいつもされているTweedBooksへ来てくださるお客様。その方とは以前から音楽の話や装いの話でいつも楽しい時間を過ごしていました。そんな何回目かのご来店の際に山本耀司のお話になり、俄然ぼくのなかでYOHJI YAMAMOTOが盛り上がってしまいました。何故「着ても似合わないだろう」という思いから「着たい」と思ったか?
それは上述のようなことをお客さんに述べたのち、
「ヨウジの服は、ジャケットやコートは後姿が格好いいのです。後姿は見えないでしょ?だから自分が似合うか悩むのはあまり関係ないのです。気に入った服を着ればいいのです」という答えからでした。そんな考えを持ち、格好よくヨウジを着こなしているお客様から影響を受けました。なのでまずは着てみようと決めました。

というわけで、早速試すチャンスが。御殿場のアウトレットへ。それは前々から母の誕生日プレゼントを買いに行こうと妻と母と決めていた日が偶然にそのような話をした翌日だったのです。それに富士山を見られますし、御殿場線からの風景も好きですし。結果、足利駅で桜も見られたし。

ぼくのイメージするヨウジ、それは白いシャツとソリッドなあるいは生地感豊かな黒の上下。またはたっぷりしたコート。黒白コントラストと若干ルーズだけれども美しいシルエット、そしてドレープ。

買う買わないは置いておいて、試着して世界観を味わいたかったぼくはそんなわけで、まずは黒のセットアップを着てみたかったのですが、生憎パンツの在庫がありませんでした。そしてジャケットも幾つか着てみたが、サイズがそれぞれ一点ずつしかなくていまいちサイズ感がつかめませんでした。そこで、急に思い立ちコートはないですか?と聞くと。バックヤードから出てたのがこれです。ちょうど入ってきたばかりというものでした。

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まったくもって黒ではない。相変わらずぼくの好みはきわどい気がしてなりません。安心のトラッドとモードの両方が好きなのです。
コットン100%、織り柄です。光によってブルーブラックだったり、非常に濃いモスグリーンだったり。妻に聞くとどう見てもグリーン系。どうやらぼくの眼はおかしいらしい。
着てみると想像通りのシルエット。生地をたっぷり使ったゆとりあるAライン。ダブルのトレンチタイプ。そしてサイズはいわMとのこと、これが正解のサイズかどうかはわからない。ほんの少し肩が余っている。
でも羽織った途端コレだと思いました。僕の想像するヨウジのシルエット。大げさすぎないたっぷりしたシルエット。表記は3。他のサイズと比べようがない。これがアウトレットで未知のブランド・メーカーを買う時の痛いところ。一度プロパーに行くべきだったけど、このサイズが正解だった場合、また以前のように近日中に再来店することは簡単には叶わない。まぁプロパー店に行っても同じ商品はないので、いまやどうしようもないのですが。
もう一つ出してもらったのは同生地のシャツタイプの長いコート、こちらはかなり身幅も絞ってありタイトなシルエット、非常にモダンですが今の気分ではありませんでした。
サイジングについて聞くと、ヨウジの顧客は商品によってSにしたりMにしたりとバラバラです、との回答。
うん、そりゃそうだ。

やはりベーシックに黒のジャケット、セットアップを最初に買うべきか。
10年着られるか。
ボタンは廉価なタイプだけれども後で替えればいいか、でも面倒がって替えないだろうな。
シルエットは最高だ。しかしできれば他のサイズも試してみたい。でも着た時にコレだ!と感じた。

自問自答の末、結論しました。己の直感に委ねる。最初に袖を通したときに、久々にピンときたのでした。
なぜかただ試着したかっただけだったのに、あと経済の問題だなと考えるように至りました。恐ろしいヨウジパワーです。半額&10%OFF DAYで、ヨウジヤマモトのコレクションラインではないので、思ったよりは安かった。が、がである、今のぼくには優しくない、舞台 OF 清水まではいかないけれどもいいお値段。

そこで妻より「四十歳の記念に買えばいいんだよ」
と分かるような分からない殺し文句を。
そしてぼくは「貧すれば鈍す」と言い聞かせました。

というわけで妙な背中の後押しと自己暗示で買ってしまいました。頑張って稼ぎますよ。

「GROUND Y」 というもので、コレクションラインではない若者向けのラインとのことです。さきほどネットで調べると、なにやらエヴァンゲリオンのTシャーツを出していたり、なかなかよくわからない。お店もパルコにあるとのことで、ますます若者向けだ。よかったのでしょうか、そんな若者向けのものを買って。ヨウジがどれくらい関わっているかもわかりません。

しかし、久しぶりに熟考をせずに直感に従って買い物しました。


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うん、ちょっと派手な気がしてきました。
しかし、四十前にしてようやくヨウジヤマモトの片鱗に触れることが出来たと喜んでいます。

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2013/12/30 (Mon) NO MORE居酒屋の呼び込みとメリージェン

             20131201162743204 - コピー (463x640)


去年買ったギャルソンプリュスのコート。たまにはクラシカルな格好だけでなく、こういった感じの気分の時もあります。

これを着ていると繁華街でまぁ鬱陶しい「居酒屋お探しじゃないですか」「飲み放題で~円です」などという10歩進む毎に声を掛けられるということが無くなります。その前にぼくは下戸なので声をかける人は考え直したほうがいい。

自覚あります。やはりちょっと目を引いてしまうかもしれない、このコートは。でもクラシックなチェスター型で生地だけドット、爺さんになった時これ着てたら格好いいと思います。

むかしアフロヘア―は大きければ大きいほど偉いというのを聞いたことがありますが、きっとドットは大きければ大きいほど、どうなんでしょうか、よくわかりません。

それはそうと、この時履いていたトリッカーズのメリージェーン。やっとストラップも柔らかくなり留め易くなってきてソールの返りも出てきて慣れてきたところなんですが、先ほど書きましたが、ぼくの足の甲が特殊だからなのか軽く浮いている箇所があります。


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履いている人間から見て、右足だとストラップの左上、左足だとストラップの右上にそれぞれ空間が出来ています。幸い靴ズレの憂き目にはあっておりませんが、スペースが出来る分、ちょっとストレスが甲の部分にかかる。そしてあまり見た目が気に入らない。でもまぁ致し方ないので、もうしばらく履いて様子見と決めました。
今晩はこのメリージェーンをピカピカにしようと思います。


というわけで年内のブログアップはこれにて終了です。皆様、今年も稚拙なブログにお付き合いいただきまして本当に有難う御座います。また今年は、ぼくが好きなブログをやっていらっしゃる方のところに初めてコメントを書き込んだりもしてみました。皆様温かく迎え入れてコメントを返していただき、とても楽しい交流が出来て嬉しかったです。
皆様良いお年をお迎えくださいませ。来年もどうぞよろしくお願いいたします。

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2013/02/07 (Thu) LODEN COAT

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3年くらい前に原宿はOLDHATに行く途中で偶にはCHICAGOでも行ってみようかなと思って、久々に地下に降りて、久々だなぁやっぱ安いなぁー懐かしいなぁとぶらぶらし、いまのぼくの好みとは違うけれども気になるものがないわけではないので楽しいなぁと思いつつ、吸い寄せられるようにたどり着いたコートコーナーにあったものです。

なんと3980円でした。あまりローデンという生地のことも知らず、ただ手ごろな値段とシルエット、生地の厚み、クルミボタンということに惹かれて即決、ではなく、考え直す時間を設けて、一度OLDHATに行って、欲しかったオッドヴェストを買いました。そして戻ってやっぱり買いました。

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サイズは46、着てみるとやはりちょうど。肩はジャスト、かるくAラインのゆったりしたシルエット。丈は膝丈です。特徴はこの大きめの襟と肩のつくり。


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裏地は無し。だけれども暖かいです。


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ローデンというのはオーストリアの生地らしくて、ウールを圧縮したものらしい。なのでとても生地が詰まっている。だから暖かい。ただメルトンとは厚みが違う。メルトンのほうが厚い。

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そして特徴は脇に風を通すため開いています。


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クルミボタンの鈍い艶がたまらないです。


ただ、後日一番下のボタンをなくしました。悲しかった。さらに代替品はなかなか見つからない。ユザワヤなんかにも置いてない。けど、なんとか似たボタンを見つけました。自由が丘のビルの中の懐かしい感じの生地屋で探して出しました。色がちょっと明るいけどまぁそれまでに見た中では最も近いかった。



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ポッケがたくさんで手ぶら族かばん持たない科のぼくには嬉しい。左右上下合わせて4つ。




ネットで検索するとローデンコートについていろいろ書かれています。結構トラディショナルなものの様です。


買ったあとすぐに気づいたのは微かに香るカビのにおい。気になりだすと止まらない。実際の衛生上も精神衛生上もよろしくない。
家のスチーマーで飛ばそうと頑張ったけれども、無理だったので、近所のクリーニング屋に相談。そこのおじいちゃんは蝶タイしてたりして洒落た80歳くらいの方で、なんやかやと毎回面白い話を聞かせてくれるファンキーじいちゃんなんですが、カビ臭いのとれる?と聞くと

「わっ、ほんとだ、これ古着でしょ、船底でねー、何か月もかけて日本に来てそのせいでカビが付いちゃうんだよなぁ、水洗いが一番だけどウールだからねー、分かった、スチーム室があるから半日やってみるよ、それでダメだったらもう半日」と快く引き受けてくれた。
そして「これいくらだった?」と聞くので、3980円ですと答えると、
「おっ結構高いね、でも良かった、買った値段よりクリーニング代のほうが高いとね」といって、気遣ってくれる次第。クリニング代は1500円くらいだったかな。
受け取りに行くと、匂いとれたと思うよと笑顔、ぼくも笑顔。結果、臭いのもとはいなくなりました。よかった。

濃い色のデニムに明るめの茶靴で合わせることが多い。近所にさっと行くときなど重宝します。白のコーデュロイの軽くフレアのかかったパンツに合わせていたりしたのですが、最近そういう気分でないので、チェックのパンツでも買って合わせたいなぁと思っています、今年の秋くらいかしらん。

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2013/01/06 (Sun) MAISON MARTIN MARGIELA COAT

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というわけで、アウトレットに行った翌日にふたたび行ってしまうという病気の第2弾です。

第1弾の詳細はこちらで。

4年くらい前でしょうか、たしかマルジェラがアウトレットに出店した当年か翌年だったかと思います。暑い夏でした。

ぼくにとってマルジェラは高額だし、テイストが少し違うなぁ、でも革小物とかいいなぁと思う存在で、まさかコートを買うとは思っていませんでした。最近はH&Mネームで廉価なものを発売してましたが、特に触手は動きませんでした。いや、いいなぁと思うものもあったけど、並ぶのが面倒だなぁと。それからまだあんまり思い入れもないのです。いまは「まだ」です。ただ並んでしまう人の気持ちはとてもわかります。好きなものへの忍耐はそんなに辛いもんではない。、

さて御殿場アウトレットでぶらぶらし、富士山が見える橋を渡る前で、マルジェラを発見。敷居の高い店構えだけれども、折角来たし、ちょっと覗いてみるだけという気持ちで入店。そこで、このコートを見てしまいました。チェスターコート、一目惚れでした。夏にコート、とてもぼくらしい。


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非常に綺麗な縦のストレートなシルエット、少々広めにとった構築的な肩。ラペルが首元で留められるようにボタン付き。生地はチャコールグレーでヘリンボーン。ぼくが着てもかなりカッチリしたジェンツに見えます。飽くまで見えるだけです。これにデニムとかカラーパンツと楽しそうと思いかなりテンションが上がりした。冬のフォーマルにも使えるし、いいことづくめ、これは持っていて損は無い。損といいますか、持っていていいに決まっています。


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本切羽、ボタンはホーン。
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サイズは46、これが問題でした。というのも今迄マルジェラは着たことがないのでサイズ感がわからない。44も着てみたいけど、アウトレットでは叶わない。46を着た感じでは若干肩が落ちるというか指半分くらい余るんだけど、サイズを落とすと身幅やアームホールがキツそう。店員さん曰く意図的に肩を広くとっています、とのこと。この構築的な肩を楽しむコンセプトですと、なるほど。つぅーことはジャストサイズかもしれないと思い始めました。

ただ、どうしても気になったのは肩パットがしっかり入っているのでツキジワが背中に入ってしまうこと。ぼくは肩が若干イカリ肩なのでパッドが入っていると、どうしてもツキが出る。そこが気になって一回はあきらめて、帰りました。後ろ髪を引かれながら。帰って悶々と。マルジェラについて調べ始める。なんだか神秘的なブランド。気になり始める。

そして翌日、御殿場へ旅立ちました。

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プロフィール

decoy

Author:decoy
古本屋TweedBooks絶賛オープン中。

主にトラッドからモードまで和洋の装いや服、ファッションにまつわる全般、そして国内外文藝・人文・美術・デザイン・音楽などなど。

買取歓迎です。


筒井康隆と町田康が好きです。

HP tweedbooks.com
Twitter account @Tweedbooks

装いはクラシカルスタイルが好きです。
それをツイストさせるのが大好きです。


英国古着 
ツイードを中心に

といいつつ

BLACKFLEECE、COMME des GARCONS、YOHIJI YAMAMOTOも好きです。


英国靴も米国靴
ベーシックなものから、
コンビシューズ、
そしてギリーシューズなど、
ちょっと変わったものまで。




服飾と古本が人生の両輪です。


レコードでJAZZを聴きます。
ガッツのあるアナログの音が好きです。


いつの間にか改訂新版になります。ただ文意は変えないで、言い回しが気になると訂正します。その際画像も追加したりします。

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