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2013/06/29 (Sat) 『シューメーカーの足音』


シューメーカーの足音シューメーカーの足音
(2011/10/06)
本城 雅人

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発刊当初、タイトルを見てピンときて装丁の写真のアンソニークレバリー見て、おおと思いましたが、諸事情で即買うことができずに、何年かそのままにしていた。やっと買いました。

靴が好き、それも英国靴が好みという方にとって、このミステリーは最高の舞台です。英国と日本の二人のビスポーク職人のお話です。

何しろ参考文献は『HANDMADE SHOES FOR MEN』『LAST』
そして協力にフォスター&サンの松田笑子さん

このラインナップならばおのずと想像がついてしまいます。結構靴について書いてあるんだろうなぁーと。そうなのです、靴に関する小ネタ定番ネタがそこかしこにふんだんに鏤められて話が進んでゆきます。昔からLASTとか最高級靴読本を読んでいる方には食傷気味かもしれません。

さまざまなシューメーカーが実名で出てきて楽しませてくれるなか、日本のセレクトショップがフィクション名で出てきます。これはどこがモデルなのかなぁと妄想したり、その社長は誰がモデルなのかなぁ、と妄想するのも楽しかったです。

ビスポークメイカーが既成靴を作ることにした!そしてそれが日本のセレクトショップに!というような其処彼処で聞かれるビジネスが話の中で展開されるのですが、これがエグかったです。わわわ、何だかありそうな話で恐ろしいなぁ、と門外漢なぼくは大人のビジネスの話を気楽な立場で楽しく読みました。

著者のHPを見たところ、靴がお好きなようでして、結構ビスポークされています。作品に生かされている記述もみられ興味深かった。
今秋に文庫になる模様です。

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新刊 | trackback(0) | comment(0) |


2013/06/20 (Thu) 大田黒元雄『おしゃれ紳士』

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音楽評論家である大田黒元雄。ドビュッシーを日本に初めて紹介した人らしい。荻窪の大田黒公園は自邸の跡地。

挿画がなんと絵本アイビーボーイでおなじみの穂積和夫
装丁の字は深沢七郎の『 言わなければよかったのに日記 』装丁題字の佐野繁次郎

言わなければよかったのに日記 (中公文庫)言わなければよかったのに日記 (中公文庫)
(1987/11)
深沢 七郎

商品詳細を見る

他にも『はいから紳士譚』など気になる著書があります。しかし最も多いのは音楽評論と音楽家の翻訳書。

『おしゃれ紳士』出版されたのは昭和33年。文章の初出は特に記載がなかったが、まぁそのころの文章なのでしょうか。西暦で言うと1958年!!!

だいたい5000円位の古書価でいままで見かけていました。なかなかおいそれとは手を出せませんでしたが、偶然書き込み蔵書印ありで5分の1の価格で手に入れられました。

シャツ、靴、手袋、ネクタイ、帽子などなど単元ごとのエッセイ。そのアイテムの歴史を語ると思いきや、「歴史には疎いので」とエッセイの冒頭で繰り返しのギャグのように云いつつ、アイテムに絡めた自らの経験とイギリスなどの百科事典、文献から語源を探ってアイテムの成り立ちを書き記している。その経験談に出てくる人物が豪華だ。徳川夢声、佐藤春夫などなど。
ふむふむと頷くことが多い。当時のお店の名前やブランド、その価格などがかなり具体的に記されている。
そして表現も具体的です。
例えば、抄訳すると
「シャツの濃い色は感心しない、紺や黒などの」

ぼくも色の濃いシャツは苦手です。なんだか野暮ったくなってしまう。


また色の合わせ方に関して
「ネイビーには赤系、グレーには紺。グレーと茶は合わない。
茶色は男女問わず日本人には似合わない。ただグレーのフラノには茶の靴が合う」などなど。

この組み合わせはやはり永遠不変なんだなぁと思います。


靴下のところでは、「五本指の靴下が足の衛生面でよいという学者がいる」なんて紹介している。

あれは履き心地どうなんでしょ、大田黒氏も履き心地に疑念を抱いていますが、ぼくも懐疑的でまだ履いたことがありません。

時代背景を現在と比べて考察出来るのがとても面白く。そして服飾についての著者の色んなエピソードが興味深い。

今でも使われる言葉はもちろん気になりませんが、山高、鳥打、ラシャ、いまではあまり使われない用語が出てくる。恥ずかしながらラシャは聞いたことがありながら、正確には説明できなかったので調べてしまった。

古本 | trackback(0) | comment(0) |


2013/06/15 (Sat) ビル・カニンガム&ニューヨーク

Bill Cunningham New York

http://www.bcny.jp/


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観よう観ようと思っているうちに家から一番近い映画館は昨日の金曜が最終日。最終日最終上演のレイトショーに滑り込んできました。

ビル・カニンガム フォトグラファー

自転車に乗って街に繰り出し、トレードマークの青い作業着を着て、ストリートスナップを撮り続けているファンキーなおじいちゃんのお話。


すごく良かった。DVDになったら買おうと映画館を出たらすぐに思いました。

ビルは若いころ、仕事先からお金を貰わないことで自由に紙面を作っていました。
「お金をもらうと束縛される」
「自由以上に価値のあるものなんてあるのかい?」
といったニュアンスのことを言っていました。

真のアーティストだなぁ、お金じゃない!といってしまうところはすごく理想的だなぁ。ただ口でこういうことを言う人は沢山いるような気がします。けれども彼は口だけでなく、本当にそうした人生を歩んできている。食事&コーヒーは安いお店で、住む場所は共同風呂便所、それはカーネギホールの上の小さなスタジオアパート。撮影をとても楽しそう。その楽しそうな笑顔が映画の随所に出てきます。この笑顔がすべてをものがったています。


彼は現在ニューヨーク・タイムズの「ON THE STREET」と「EVENING HOURS」を担当している。コレクションの写真も撮りますが、只管ストリートのニューヨーカーを写真に収め続けて50年。

まだ書きたいことがありますが、観ていない方もいらっしゃるかと思いますので、今日はここまで。

雑感・思惑 | trackback(0) | comment(0) |


2013/06/12 (Wed) Safari&Stand Collar Shirts

先日買い求めたスタンドカラーのシャツ。先だって購ったストローハット

高温多湿の初夏、真夏には無理な格好ですが、6月の今ならと思いを馳せますが、今でも湿度が高くて厳しいなぁ。いつこんな格好するのでしょうか。1回くらい着たいものです。
ただ暑い季節にスカーフなんぞして、と思いきや冷房ガンガンの室内では意外と丁度良かったりする。それでも外ではさすがに無理です。
ちょっと落ち着きすぎて厭らしい気もするので、ちょっとハズシで何かいじりたいけど。あんまり思い浮かばない。

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なかなか気に入っているショートパンツ。

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そこそこ気に入っているショートパンツ。

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TOOTALのアスコットタイ。
秋冬に重宝。スカーフやアスコットタイが一枚するだけで本当に温かい。
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ユーズドのスカーフ、とても気に入っている色のトーン。

これからはスカーフやアスコットタイは気に入ったものを集めていこうと決めました。それは行きつけの古着屋のオーナーも認めると或るおじさまは箪笥の引き出し3本すべてがスカーフと聞いたからです。

Shirt&Tie | trackback(0) | comment(0) |


2013/06/08 (Sat) Numero Uno for cocktail

先日、横浜の三井アウトレットに行きました。

あそこのTOMORROWLANDは何かしら掘り出し物があるので、行くのが非常に楽しみなのですが、今回も期待にたがわずにありました。THOM BROWNEのコート。
おそらくLAND OF TOMORROWから流れ着いたもの。結構な割引率でしたが、元値がご存じのように、ハハと笑うしかないので、割引後もハハハと笑うしかありませんでした。

さてこの度は

UAにて、目につくものが




この拙いブログに温かいコメントをくださる、某方からの情報で知ったドメスティックのブランド、それは

Numero Uno

タグがいい。FOR COCKTAIL ドレッシーという感じかしらん。

シャツを買いました。はじめ見た時、ええじゃん!これ、どこのだ?と思いタグを見ると、某方の気になるブランドでした。すぐ影響されるぼくは、いいじゃん、取りあえず着てみようと。

ディテールがツボ、生地も厚みがあってよい。

グレーと白のクレリックもあったけれどサイズがひとつ上の15ハーフしかなかった。それだと肩が落ちちゃって大きい。タックアウトしてたっぷりした感じで着るだけなら、それだけの着方ならば、そのサイジングでもいいけれど、ジャケットの下にも着たいので、白グレーも使いやすそうで気になりましたが、体に合ったサイズがある水色にしました。14ハーフがあったら着てみたかったけど、あるのかな。お店にはありませんでした。


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この裾の長さ、無論タックインを前提としています。が、先ほどと同じことを言ってしまいますが敢えてタックアウトもエスニックな雰囲気で面白いかなと思いました。でもタックインしてジャケットを着るのが好きなぼくは身体に合った方を選びました。そうしないとジャケットの中でシャツがくしゃくしゃになる。ジャケットの中でシャツがもたつくのがとても嫌なのです。


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ところでいま、この長さの裾を作るメイカーが日本にあるでしょうか。

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元来シャツは下着だという歴史を地でゆく長さです。

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最近はこれらディテールはよく見かけます。
ガゼットに感心。ネコ目のボタンに歓心。

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スタンドカラーデビューです。このボタンがかわいい。実はこれにアスコットタイを首元のすることをが画策中です。胸のひらひらはフォーマル、だけれども生地が厚ーいオックスで色はブルー。通常このヒラヒラ襞のシャツは白しかないはず。ブルーだから気負いなくカジュアルにも使える。バランスの妙。このバランス感はブラックフリースでトムブラウンが得意としているとぼくは思っています。
フォーマルってことで、FOR COCKTAILということで、スカーフかアスコットタイを襟元にしようと画策中です。これから暑くなるというのに。少し肌寒い、という季節が恋しい。
これからの季節はタックアウトして、濃い目の色合いのショートパンツでしょうか。

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サファリジャケットに合わせてアスコットタイ。茶のペイズリー柄のショートパンツ。靴はホワイトバックスかな。他にも面白そうな組み合わせを思いついたので、珍しく幾つかのコーディネートを次回はアップしようかなと思っています。

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プロフィール

decoy

Author:decoy
古本屋TweedBooks絶賛オープン中。

主にトラッドからモードまで和洋の装いや服、ファッションにまつわる全般、そして国内外文藝・人文・美術・デザイン・音楽などなど。

買取歓迎です。


筒井康隆と町田康が好きです。

HP tweedbooks.com
Twitter account @Tweedbooks

装いはクラシカルスタイルが好きです。
それをツイストさせるのが大好きです。


英国古着 
ツイードを中心に

といいつつ

BLACKFLEECE、COMME des GARCONS、YOHIJI YAMAMOTOも好きです。


英国靴も米国靴
ベーシックなものから、
コンビシューズ、
そしてギリーシューズなど、
ちょっと変わったものまで。




服飾と古本が人生の両輪です。


レコードでJAZZを聴きます。
ガッツのあるアナログの音が好きです。


いつの間にか改訂新版になります。ただ文意は変えないで、言い回しが気になると訂正します。その際画像も追加したりします。

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