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2013/10/28 (Mon) 中村文則『去年の冬、きみと別れ』


去年の冬、きみと別れ去年の冬、きみと別れ
(2013/09/26)
中村 文則

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一見、恋愛小説に思ってしまうだろうこのタイトル、全く違います。

人の暗部を抉り出す。そして、謎を呼ぶセンテンスがあるという意味でミステリーとしても読むことができる。

先日、王様のブランチで紹介されたこの本、面白かったです。何が面白かったかというと、本当に自分が心の底から思っていることや考えていることを口に出しているのか?上っ面だけで、耳触りのよさそうなことばかりしゃべっていないか?喋る相手に阿ったことばかり言っていないか?というような心の奥底に潜む暗部。あるいはもしかしたら自分でも気づいていないような暗部。この暗部を明るみに出そうとする会話がとても面白かった。こういう暗部を自分の言葉で話したいなぁと常々思うぼくにはとても面白かった。


ブランチでの紹介があまりにも上手だったため、ものすごい期待値が上がったまま読み始めましたが、ガッカリということはなかった。期待しすぎると、あれ、思っていたほどではないななどと偉そうになるが、この本に関してはそんなことはなかった。

最後のページに謎が。ぼくにはまだ解けない。イニシャルが。

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2013/10/20 (Sun) BrooksBrothers in 阿見アウトレット

過日、ちょっとしたきっかけがあり阿見のプレミアムアウトレットに行ってきました。

牛久大仏はとても大きかった。

さて、BrooksBrothersでは195周年で非常に魅力的で、先立つものがあれば!!と叫びたくなるイベントが開催されております。例えばパターンオーダーをするとアメリカの自社工場で作られるのですが、きっとサウスウィックでしょう。しかし現在、困窮の為に完全断念。きっと200周年アニバーサリーもあって、その頃には先立つものがあるように願い祈り合掌。

そんな折、阿見アウトレットでオータムフェアなるものが開催されており、ブルックスブラザーズに入ると注意を引く看板が目に飛び込みました。0.5秒ほど固まり、5秒くらいそれを凝視してしまいました。

シャツとタイ組み合わせ自由で2点10500円、3点13650円

安い。普段アウトレットでは大体、シャツやタイは1つ30%オフで8000円くらい。もし3点買ったらその半値くらいになる計算。あまりのお買い得感につい店員さんに確認してしまいました。シャツはサイズ表記がいつものブルックスの15とか16という表記のドレスシャツすべて対象だと。そして家に帰って気づいたのですが、値札が旧価格のままでしたので、今後は若干アウトレット価格も上がってしまうのでしょう。さらに来年4月からははぁー、とため息でございます。

さてシャツです!
ありゃ、これは安い。とぐぐっと気持ちが高揚してしまいました。


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と、まぁ結論から言うと手元にございますのは3点。


BBのアウトレットに来るといつも346のアウトレット専売品だと、う~んんと思ってしまう卑しい性格。ただ阿見では無論346もあるのですが、いろいろ物色しているとリテールで取り扱っていた結構いいものがある、シャツに関していうとサイズもぼくの14h-2があって嬉しい!

ちょうどノンアイロンのシャツがヘタってきていたので、買うことにいたしました。週5日間のうち2枚ノンアイロンがあるとかなり楽チンです。ただノンアイロンと言いつつ暫らく経つとシワも目立ってくる。それでも、皺が頑固ではないのでアイロンかけはかなり楽。今回は珍しくベーシックなブルーのピンオックスがマイサイズであったのと、初めてダブルカフスのノンアイロンを買ってみました。このゴムまりみたいなカフボタンが付属しているのがまたまた嬉しい。
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而して、シャツを2枚選んだところで、止めておけばいいものを、パンツを見ていると、グレーフランネルのオウンメイクが!ただサイズはありませんでした。よかった。あったら悶絶していたところです。にも拘らず浅ましいぼくはお店の方に他にオウンメイクはないか聞くと、スーツが!ネイビーにピンストライプでした。36SHTがあったので着してみると、すげーコンパクト。肩がタイト。にも拘らずキツさは微塵も感じられない。そしてお尻丸出し。そう、まるでトムブラウン。もしかしたらサイズを一つ上げてもいいかもしれない。オウンメイク、売り場でも存在感があります。あー欲しい、いつかは。

てなことを考えながら、テンションが上がってしまったので、タイでも買って3点にしようと、色とりどりのナンバーワンストライプを見ているうちに臙脂×紺×白のベーシックなのが欲しかったんだよなぁと思い出しましたが、そんな都合よく置いているわけはありませんでした。今回はグレーのスーツに合わせるパープルを。シルク100%ではなく、
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綿36%毛55%絹9%という代物。こういう質感は初めてです。ザラッとしているけれど、締めるときは毛100と比べてそんなに滑りにくいというわけでもない。


さらにあてもなく物色していると、タキシードコーナーがあり驚き、靴も充実していました。コードバンのチャッカ、白や黒のバックス、ピールネームの靴もあり目を奪われましたが見なかったことにし、先の3点をお買い上げ。

とまぁイギリス好きと言って憚らないくせしてBBには目がないなぁ、節操ないなぁ。

Shirt&Tie | trackback(0) | comment(0) |


2013/10/18 (Fri) ハーフソールデビュー

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ロイドのホワイトホールを履き始めて5年くらい。月に6、7回の出番で既につま先だけを2回補修しています。皆さんこんなものかしらん。
そして、ひと月ほど前に3回目のタイミングがやってきました。そしてトップヒールも限界に、これは初めてです。その結果履かずに仕舞っていました。すぐ直せばいいものの、ロイドの靴はロイドで直したいという思いのため、銀座に行くタイミングで直そうと思っていました。が、しかしなかなか実現せず、まぁ実はあったのですが、その時は他の欲しいものに気を取られてすっかり忘れていたためひと月以上ほったらかしにしていました。しかし近郊で信頼できるお店を見つけたぼくは早く履きたくなってきたので修理依頼することにしました。そこで、持参する前に改めて靴を観察すると、ソールがベッコベコ。これつま先補修してもすぐにソールに穴が開いてオールソールが必要になり、つま先補修は勿体ないことになるかもしれないと悟った。

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お店の方に相談すると、たしかにおっしゃる通りですと。つま先補修した途端にソールに穴が開くかもしれない。やっぱりなぁどうしようかなと悩む。なぜならオールソールするならロイドの方が価格が安いからです。そして、つま先補修の価格もロイドの方が非常に良心的なのですが、先にも言ったように近場という魅力で横浜のリペア工房にとりあえずお願いしようとしていた。しかしどうやら予想通りオールソールの方が合理的な様子。ロイドの価格表はうろ覚えですが、横浜のリペア工房と比べてオールソールの価格差は確か5000円くらい安い筈。そんな価格差の事情をお店の方もなんと承知済みでした、そこでハーフソールはいかがですか?と提案が。何となく履き心地が変わりそうなのと、革の通気性が損なわれる感じがして今まで断然避けてきたけど、まぁオールソールをもう少し引き延ばせるという意味で、そしてまた持って帰って銀座に行くのも面倒なので、ハーフソールをお願いしてみました。今回はお薦めの固めのゴムというビブラムで。

履いてみた結果
一日目、やはり固い!でも心地よい硬さです。
二日目、慣れました。革底の感覚とは違いますが、地面にがっちりくっつく感じは悪くないです。

お店の提案に乗ってよかった。ただソールの見た目はちょっと悲しい哉。

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2013/10/14 (Mon) ヴィンテージスチールデビュー&MORE

先月末から今月はどうやら靴の修理期間のようです。3足直しました。まだつま先あるいは踵の修理が必要な靴が4足位ありますが騙し騙し履いております。


その3つのうち最も気分が高揚したのはヴィンテージスティール。何しろ初体験です。

お願いしたのは横浜の百貨店内のリファーレ系列店。このお店が出来て本当に良かった。

とその前に

以前ここでも紹介した隙間風の吹くALLEN EDMONDS
自らの処置で仕上げが悪かったこのアレン、そしていよいよ減りが極限に達したので、ヒールカウンターとつま先の補修をお願いしました。ついでにサイドのソールに出来た隙間も直してもらいました。
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その結果とてもきれいに仕上げてもらいました。ただし強い衝撃を受けるとまた剥がれるかもしれないとのことでした。
そしてほぼひと月後、思いっきりぶつけてしまいました。そうお気づきの方もいらっしゃるでしょう、先ほどのつま先の写真、右足かすかに割れてます。そしてサイドも

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薄く割れました。自業自得。これはほんとハズレ靴だったかもしれん。綺麗だったころにすぐ写真撮ればよかった。

今後お世話になりたいととよく思い、次々と持っていくことにいたしました。ほんと巷によくあるチェーン店でつま先の補修失敗の憂き目に何度あったことか。その結果毎度都内に出てました。それでも近郊で安心して修理に出せるお店を探していました。本当に良かった。そんなお店でお願いした1つ目がアレン。

このアレンは踵が少々特殊のようで、一段目の次が非常に薄い3ミリくらいの層をかまして三段目になっていました。そしてぼくは騙し騙し履いてギリギリまで持たそうとするこすからい輩なので、その薄い層まで削れていました。なので、今回はその薄い層を取り除いで、新たなヒールと交換しました。三ミリくらいなのでそんなに違和感は出来ないだろうということで。実際違和感ゼロ。


さて2つ目の補修であるヴィンテージスティールを装着したのはトリッカーズのメリージェーン。通常、スティールはソールが新品の状態でないとダメというのを聞いていました。が、実は一度履いてしまった。そこで相談したところこの減り具合ならまだ着けられる!ということでお願いいたしました。

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早速履いてみました。

思っていた以上にスティールを感じます。つま先から地面に着地するときに。これは慣れるのかなー、決して嫌な感じではないのですが、革靴を履き始めて7、8年で初の体験なので妙な感覚です。ただしつま先が減りにくいというのはとても助かる。

というのもぼくの靴は異様につま先の減りが早い。例えばLLOYD FOOTWEARのホワイトホール。これは5年ほどでもう3回目のつま先補修を必要としています。そんなものかしらん。
このホワイトホールが3点目、次回へ。

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2013/10/13 (Sun) 前田司郎『ジ、エクストリーム、スキヤキ』


ジ、エクストリーム、スキヤキジ、エクストリーム、スキヤキ
(2013/10/04)
前田 司郎

商品詳細を見る


はじめて前田司郎を知ったのは町田康が彼と一緒に行なった朗読会でした。いずれ本を読んでみたいなぁと思っていたところ、ひょんなことから彼のファンで、その朗読会にも来ていて、それじゃ同じ空気吸っていたんだね!と云う方と知り合い、是非読んでみてと、この新刊を貸していただきました。

生きてれば、他者とのかかわりの中でいろいろなことを感じる瞬間がある。それは近しい人でもそれほどでもない人でも。
こいつにはかなわないなぁ、すげー共感できる、何だか信頼できる、嘘っぽい、いちいち小憎たらしい、実は繊細だなぁ、本当に変なやつだなぁ、などなど。そんな中、ウマが合う奴らとは近い存在になり楽しく過ごしていくことになる。
そうして近しい友人に今更どう思われようと大した問題でもないのにええ感じに思われたいなあと自分が考える一目置かれるんじゃないか的な発言を試みる。にもかかわらず、望むようなええ感じのリアクションは得られずに、ガッカリして拗ねたりして心を閉じる、まぁ勝手なものです。
それでも心を閉じるなんてすっかり忘れてそんな友人らと出掛けたりして、それはもうやることなすことめちゃくちゃ愉快であぁーこのままずっと気が済むまで話し倒したいなぁ、なんていう非常にグル―ヴィーでノっているような瞬間に出会い、やっぱ友達っていいよねと思う、まぁ勝手なものです。

というような学生時代のことを思い出す前田司郎『ジ、エクストリーム、スキヤキ』

学校を卒業後、十何年ぶりに会う仲間。その仲間との距離感、と同時に変わらない感じの安心感。

なんだか旅行に行きたくなりました。


裏表紙に4人でスキヤキを食べている写真が使われているのですが、読み進めながらついつい勝手に、これは京子?洞口?楓?大川?などと照らし合わせること5回でした。

新刊 | trackback(0) | comment(0) |


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プロフィール

decoy

Author:decoy
古本屋TweedBooks絶賛オープン中。

主にトラッドからモードまで和洋の装いや服、ファッションにまつわる全般、そして国内外文藝・人文・美術・デザイン・音楽などなど。

買取歓迎です。


筒井康隆と町田康が好きです。

HP tweedbooks.com
Twitter account @Tweedbooks

装いはクラシカルスタイルが好きです。
それをツイストさせるのが大好きです。


英国古着 
ツイードを中心に

といいつつ

BLACKFLEECE、COMME des GARCONS、YOHIJI YAMAMOTOも好きです。


英国靴も米国靴
ベーシックなものから、
コンビシューズ、
そしてギリーシューズなど、
ちょっと変わったものまで。




服飾と古本が人生の両輪です。


レコードでJAZZを聴きます。
ガッツのあるアナログの音が好きです。


いつの間にか改訂新版になります。ただ文意は変えないで、言い回しが気になると訂正します。その際画像も追加したりします。

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