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2013/03/10 (Sun) 伊坂幸太郎 『ガソリン生活』

生きているといろんな人に会う。会うというか身の回りにいることがわかる。絶対にかかわりたくない人がいる。もしその人と関わって、気に入られない、自分の思い通りにならないと判断されたら最後、すべてを人のせいにして、すべてを自分の都合の良いように周囲に吹聴して、そして正論を自分の都合の良いように盾にして、自分の思いだけを押し通して気に入らない相手を陥れ、ときに悲劇の主人公を気取り被害者面する。まぁそんな吹聴されてそれを真に受ける周囲の人もどうかと思うのだが、意外と長いものにまかれてしまう人もいる。

そういう卑怯でずる賢くて、厄介な人間を車社会ではタンクローリーという。
そうこの作品は車がしゃべるのです。車の擬人化がおもしろい。ワイパーやボンネットを人間の体の一部になぞらえて描写するあたりは伊坂らしくて、じわじわ効いてくる。


ガソリン生活ガソリン生活
(2013/03/07)
伊坂幸太郎

商品詳細を見る
緑を基調とした装丁がいいなぁと思う

『ガソリン生活』はそんな厄介なやつを懲らしめる、というお話では無いけれども、あぁーそういう奴いるよ、タチ悪い、ほんとどうしたもんでしょう、非常に困る、あぁー胸糞悪い、というのがよく伝わってきて
そういったタチの悪い人間の行動、発言がよく書かれていて、やきもきする。

それに対して、小学生の登場人物は人の本質に迫るような鋭い問いや行動が正論を都合よく盾にする連中に
負けない。このコントラストが、対決が伊坂作品らしくて、スリリングだった。

彼の作品はハッピーエンドばかりではない。本人曰く、世の中幸せばかりではないから、というようなことをインタビューか何かで言っていた。
今回のエンディングはどうでしょう。


寺田克也式ガソリン生活寺田克也式ガソリン生活
(2013/03/07)
寺田克也

商品詳細を見る

朝日新聞夕刊連載時の教えをまとめたものが『寺田式ガソリン生活』として同日発売されたようなのですが
店頭で見かけない!どんなものなのか見てみたい。面白そうなら買う。

ところで、直感が当たり運よくサイン本を手に入れることが出来た。最近では書店もすべてのサイン本情報をツイッターには乗せてこない。もしやあるんじゃなかろうかと、たまたま行った神奈川の老舗書店にあり幸運だった。

今回のサイン本、通常の落款が押されるところにスタンプが押されたアタリがあるそうです。そのスタンプとは前回の『残り全部バケーション』に押されていたようなものとのことです。ぼくのは通常の落款でした。
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服飾と古本が人生の両輪です。


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