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2014/10/17 (Fri) 本をすすめる

随分とご無沙汰していました。

ようやく日中も上着が無いと物足りない季節になりました。というわけで、BrooksBrothersのドニガルツイード3ピースにおよそ3か月ぶりくらいにタイを締めて、ボストンバッグに本を詰めて、夜な夜な或るイベントに参加してきました。

bosutonn.jpg


いつもお世話になっている喫茶へそまがり店主による
「本を読まなくなったへそくんに 本をススメてみる人たち(仮称)」
というイベントです。巷ではビブリオバトルとも呼ばれている内容ですが、それはルールがきっちり決定されています。しかしそのルールから少々外れる僕達のイベントはそれを名乗らずに上記のようにいたしました。

・文字の本
・1日あれば読める本
というへそ店主による条件のもと
僕を含めて4名でひとり2冊、その本の良さを伝え、お客さんが読みたくなった本を投票し「お客さんが読みたくなった賞」、そして最後に「店主へそさんが読みたくなった賞」を選出しさらに後日、必殺推奨人4名の推薦図書を其々1冊づつ読んで、「おもしろかったで賞」を決める、というイベントでございました。

今回のラインナップは

・クラフト・エヴィング商會『クラウド・コレクター』
・ラッタウット・ラープチャルーンサップ『観光』 
・最相葉月『なんといふ空』
・ニール・ドナルド ウォルシュ『神との対話―宇宙をみつける自分をみつける』
・会田誠『青春と変態』 
・笹井宏之『えーえんとくちから 笹井宏之作品集』 
honn.jpg

どれも面白そうでした。みなさんの本への愛を感じました。もちろん自分で読みたい本というのはいくらでもあって、積読状態は久しいのですが、知見を広げたいと思う僕にはへそさんに勧められている本とはいえ魅力がありました。

翻って僕はというと、修練が足りない。言葉が足りないというか、難しいですね。ズバッと核心をついた表現が出来ないもどかしさを感じました。

次の2冊を推奨しました。
・筒井康隆『原始人』
・南直哉『老師と少年』
前者は一日あれば読めるという意味で短編集を選びました。そこから紹介したのは「読者罵倒」という一篇。これは文字通り今ここで読んでいる読者を罵倒し続け、悪口がこれでもかと羅列され、己の俗物性が破壊される非常に愉快な本です。言葉の選び方、テンポがいいので勢い良く読めます。
後者はプラトン対話篇の日本版にあたるのではないかと僕が思う本です。「何故と」問いを発し続ける少年と老師の七夜にわたる対話です。へそさんが好きじゃないかと狙った本でしたが、狙いすぎました。曰く、「僕が普段選ばなそうな本を読みたい」ということでした。納得。まさに僕もそれで、最も読みたくなったのは最相葉月『なんといふ空』でした。エッセイで、何でもない日常が描かれているということです。自分では決して選ばない本です。しかし、ものすごく惹かれました。何故なら3ページくらいの或る1篇が2時間の映画になるという濃度を持っているからです。早速、僕が持ってきた筒井康隆の本と交換してもらいました。これが噂のブクブク交換。


会田誠『青春と変態』 と同得票数で嬉しいことに「読者罵倒」収録の『原始人』が「お客さんが読みたくなった賞」を受賞しました!
そして「へそ店主が読みたくなった本」は会田誠『青春と変態』でした。これはストーリーが非常に面白そうでした。

会終了後も、やはり皆さん本好き、本にまつわる色々な話をして非常に面白かったです。何が面白かったかというと、いままで僕が出席した本にまつわるイベントとというとパネラーがいてそれを公聴するするというものでしたが、今回は出演者とお客さんがフラットで、例えば「本といっしょに何を売るか」「棚に力を入れ過ぎる時代はどうなのか」など話が出来るというのが僕にとっては面白かった。尽きない話題、出た話題の掘り下げ、時間が足りない位に思いました。

次回はより手の込んだイベントになりそうな気配です。見逃さないように注意が肝要です。

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こんにちは。
いつもブログ拝見しております。
とても奥様が作られる刺し子のブックカバーが気になるのですが、販売もされているのでしょうか?

2014/11/05 15:07 | blue [ 編集 ]


お問い合わせ有難う御座います 

blue様

ご来訪およびお問い合わせを有難う御座います。
拙ブログみてくださっているとのこと重ね重ねになりますが真に有難う御座います。

お問い合わせの刺し子ですが、私の書き方で誤解を招いてしまったようで、「ブックカバー」ではなく 袱紗にも使える「ふきん」なのです。申し訳ございません。

こちらは主に一箱古本市(直近では11/16 みちくさ市→http://kmstreet.exblog.jp/)で販売しています。ご好評いただいておりまして、現在在庫はネイビーとグレーの糸のもののみとなっております。→http://decoy0512.blog.fc2.com/blog-entry-308.htmlこちらのブログの写真の右端のものです。

今後店舗開く際に種類を増やして扱おうと思っています。通販も可能です。

もしご入用の際あるいはお問い合わせがございましたら下記メイルアドレスにご連絡ください。また詳細を写真でお送りすることもできます。
→info@tweedbooks.com

刺し子のブックカバーという良いアイディアを戴きました。早速検討させていただきます。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

2014/11/05 18:48 | decoy [ 編集 ]


 

詳しくご説明ありがとうございます。
すみません、こちらも勘違いを失礼致しました。

刺し子がとても綺麗で素敵でした。
ちょうどカバーを探していたので混同していました笑
ぜひ製作ご検討下さい。
ぜひ購入したいと思いますので。

2014/11/05 22:56 | blue [ 編集 ]


古本屋さん計画 

decoy様

ご無沙汰しておりましたが古本屋さんプロジェクトは粛々と進められていたようでお疲れ様です。

秋冬物が重宝する季節を迎えての実店舗構想とスーツスタイルでの接客のお話を私のブログでのコメントで知りました。とても素敵そうなので詳細が分かりましたら当方のブログにもコマーシャルを兼ねてコメントをお載せください。

2014/11/09 01:26 | cobbler [ 編集 ]


どうもありがとうございます!!! 

cobbler様

休日にコメント有難う御座います。

やはりスーツスタイル、ジャケットスタイルでの接客が毎日のテンションを保つのに大事じゃないかと今考えています。

コメント掲載の件、お気遣い真に有難う御座います!そのように仰っていただけると非常に嬉しいと同時に心強く思います。管理人様を始めNot Fashion But Styleの読者皆様は目が肥えていらっしゃると思っていますので、喜んでいただけるような品揃えができるように精進しなくてはと再度覚悟いたしました。軽いプレッシャーを感じてますです(笑)
お言葉に甘えて詳細決定次第コメントさせていただきたいので、その際はどうぞよろしくお願いいたします。

2014/11/09 11:12 | decoy [ 編集 ]


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Author:decoy
古本屋TweedBooks絶賛オープン中。

主にトラッドからモードまで和洋の装いや服、ファッションにまつわる全般、そして国内外文藝・人文・美術・デザイン・音楽などなど。

買取歓迎です。


筒井康隆と町田康が好きです。

HP tweedbooks.com
Twitter account @Tweedbooks

装いはクラシカルスタイルが好きです。
それをツイストさせるのが大好きです。


英国古着 
ツイードを中心に

といいつつ

BLACKFLEECE、COMME des GARCONS、YOHIJI YAMAMOTOも好きです。


英国靴も米国靴
ベーシックなものから、
コンビシューズ、
そしてギリーシューズなど、
ちょっと変わったものまで。




服飾と古本が人生の両輪です。


レコードでJAZZを聴きます。
ガッツのあるアナログの音が好きです。


いつの間にか改訂新版になります。ただ文意は変えないで、言い回しが気になると訂正します。その際画像も追加したりします。

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